AIが瞬時に答えを出す時代。

私たちはこれから、何を学び、何を育み、何を大切にしていけばよいのでしょうか。

知識でしょうか。
論理力でしょうか。
問題解決能力でしょうか。

もちろん、それらも大切です。
けれども私は、そのさらに奥に、もっと根本的な力があると思っています。

それは、

です。

「本当にそうだろうか」
「なぜそうなるのだろうか」
「何か違和感がある」
「もっと美しい筋がある気がする」

そんな自分の内側の感覚を大切にしながら、分からない問いと向き合い続ける力です。

今回の講座では、数理パズル、カプラ、推論課題、幾何教材などを通して、

を2日間かけて体験していきます。

この講座は、専門知識を使って問題を解く一般的な数学講座ではありません。

扱うのは、知識をたくさん持っているかどうかではなく、

です。

私はむしろ、そこにこそ数学の土台があると思っています。

数学の得意・不得意は不問です。

分からなさに踏みとどまり、自分の感覚を頼りに考えてみたい。

分からなさに踏みとどまり、自分の感覚を頼りに考えてみたい。

そんな気持ちのある方なら、どなたでもご参加いただけます。なりがちです。

少しずつ、見えていなかったものが見えてくる。

子どもたちが夢中になる教材を通して、私たち自身が

という感覚を取り戻していきます。

そしてその体験を通して、

子どもたちが本当に考えているとき、何が起きているのか。
私たち大人が、子どもの学びをどう見ればよいのか。

その手触りも、少しずつ見えてくるはずです。

2日目は幾何教材を扱います。

ただし、証明のテクニックを身につけることが目的ではありません。

たとえば、「三角形の内角の和は180°である」という、誰もが知っている事実。

でも、それを証明するとき、私たちは本当はどんな根拠を使っているのでしょうか。
そして、その根拠はどこから来たのでしょうか。

証明したつもりになっていたものの下に、まだ見えていない前提が隠れている。

そのことに気づいたとき、

として立ち上がってきます。

この講座で持ち帰ってほしいのは、解法でも、知識でも、テクニックでもありません。

持ち帰ってほしいのは、

です。

そして、

です。

講座が終わったあとも、帰りの電車で、お風呂の中で、翌日になっても、ふと問題のことを考えてしまう。

答えは出たはずなのに、まだ何かが気になっている。

分かったようで、まだ分からない。

でも、その分からなさが不安ではなく、どこか面白い。

そんな状態になっていたら、この講座は成功だと思っています。

過去の講座に参加された方へ

今回扱う教材や課題は、これまでの大人向け数理思考力講座や大人向け幾何講座で扱った問題とは重ならない内容を中心に構成しますので、以前開催した同名の講座に参加された方もご安心ください。

これまで参加された方にも、新しい問い、新しい視点、新しいモヤモヤに出会っていただける内容を予定しています。

  • 参加者が子どもみたいになっていて魔法みたいでした
  • 考えるってこういうことか!と感じました
  • 答えも理屈も分かっているのに、まだ考え続けている自分に驚きました
  • 学ぶということについて、これほど楽しく体験できたことは初めてでした
  • わからない状態と向き合っている子どもとの向き合い方が変わりました
  • 数学を学びに行ったというより、数学を通じてより良い考え方を体験したという感覚でした
  • 教育関係者
  • 学校の先生
  • 数学の先生
  • 保護者
  • 大学生、大学院生
  • 数学を学び直したい方
  • 本質的な学びを求めている方
  • 子どもたちに本当の学びを届けたい方
  • AI時代における人間の学びについて考えたい方

特に、「子どもに考えてほしい」と願う前に、まず自分自身が本気で考える体験をしてみたい方に来ていただきたい講座です。

【対象】

大学生以上

数学の得意・不得意は問いません。

【日程】2026年8月29日(土)・30日(日)

【時間】10:00〜17:00

【会場】いもいも四谷本校3階

【定員】24名

【参加費】55,000円(税込)

【持ち物】筆記用具・昼食

特に決まった休憩時間は設けません。各自のタイミングでお取りいただきます。
昼食・飲み物は各自でご用意ください。